おれんじ食堂全般検査≪前編≫

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おれんじ食堂 全般検査 ≪前編≫

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全般検査とは…

鉄道車両は日々たくさんの検査を受けながらお客さまの安全を守り走行しています。その中でも全般検査は8年以内に1回行われる最も重要な検査。自動車でいうと大掛かりな車検のようなものです。車体の部品を取り外して悪いところは徹底的に治します。

検査には外部の業者さんを含め多くの人が関わります。お客さまが座るシートは岡山まで運ぶなど、各地で検査をしています。

全般検査では車体塗装も塗りなおすのでピッカピカに、車内もシートや床についた傷を修理し磨くので、内側も外側も美しく生まれ変わります。

 

作業内容(車体)

◆床下機器取り外し

おれ食床下機器取り外し  トラック積込

車体をリフトで持ち上げ、床下の機器を取り外す作業。車両の心臓部ともいえるエンジンや台車等は車両基地のある出水で検査できない為、トラックでJR九州小倉総合車両センターまで運んでいます。

 

◆ラッピング剥離作業

ラッピング剥離前  ラッピング剥離後

「おれんじ食堂」のロゴ等、今のラッピングをいったん剥がす作業。

 

◆塗装剥離・研磨作業

塗膜剥離(車体全体)  塗膜剥離(車体側面)  塗膜剥離(貫通ドア)
全体を塗装してある茄子紺色の塗料を剥がす作業。お化粧でいうとメイク落としの段階。

この後、ある程度表面をならすために研磨作業も行います。

 

◆パテ塗り・密着剤吹き付け

おれ食車体サフェーサー  おれ食貫通ドアサフェーサー

表面の凹みを平坦にするためパテ塗り、そのあと塗装ののりを良くするための密着剤(サフェーサー)を吹き付ける作業。お化粧でいうとコンシーラーと下地といったところ。この作業を繰り返して平面にしていきます。

 

◆塗装作業

いよいよ全体の色を決める塗装作業。茄子紺色の塗料を吹き付けます。お化粧でいうところのファンデーション辺り?

 

◆チェック・磨き作業

塗装後のチェック

一発ではなかなか決まってくれないのが塗装作業。ホコリや霧のかたまりがあると表面には凸凹ができてしまいます。その凸凹(現場ではブツと呼ぶそう)をチェックしながらテープを貼り、その部分を磨いて塗りなおします。

 

◆再塗装

クリア吹き付け後

表面が整ったら車体の光沢を出すために再塗装します。今回の全般検査で!!なんと!!おれ鉄車両で初めて!!「おれんじ食堂」に二度の塗装が行われました!!

 

◆手直し

再塗装後にもブツがある場合は手直しをして表面をもっとツルッツルにしていきます。今回は特に厳しくチェックした(車両課長談)そうです。

 

◆ラッピング

ラッピング_1 ラッピング_2 ラッピング_3

車体外側の作業も仕上げ段階。ロゴマークなどのラッピングを行います。

 

車体に関する作業内容はここまで。車内の作業内容等はおれんじ食堂全般検査≪後編≫へ続きます

後編もお楽しみに


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