車両職

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私達社員は、お客様の安全と安心を願い、定刻に安全運行ができるよう、それぞれの任務に自覚と責任そして誇りをもち、日々仕事をしています。
お客様が笑顔でまたおれんじ鉄道に乗りたいと思っていただけることを願い、全社員が努力しています。

 

【車両職】車両のメンテナンス(勤務地:鹿児島県出水市)

列車が安全に走行するためには不可欠な技術職です。車両故障を未然に防ぐために日々点検を行なっています。走行距離や走行期間に応じた、法令に基づく検査項目にそって、全車両を厳しくチェックし整備を行っています。また、消耗品の交換や車内清掃など、お客様が快適な時間を過ごしていただけるよう心がけ、常に安全で故障のない車両をお客様に提供しています。

検1検2検3
検4検5脱線

 

【先輩社員インタビュー】

≪名 前≫ 中島 太

≪部 署≫ 運輸部 車両課

≪入社日≫ 2014年4月1日

 

Q1.どのような仕事を担当していますか

肥薩おれんじ鉄道の全車両(19両)の検査・修繕全般を行なっています。鉄道車両は、自動車と同様に定められた期間、または走行距離に応じてさまざまな検査を行います。検査には、8年以内に1回、ほぼ全ての部品を分解して隅々まで検査する「全般検査」、全般検査から4年以内及び50万キロ以内に、エンジンや台車など重要な個所を検査する「重要部検査」、3か月以内に1回、主要な消耗部品を交換したりする「月検査」、さらに3日1回、車の日常点検に当たる「列車検査」があります。私たちは、この内、主に「月検査」と「列車検査」、及び、運行中に発生した不具合やトラブルを修繕したりする仕事を、車両が車両基地に入って出て行くまでの限られた時間・期間に行っています。

また、車両基地内での車両移動を行う構内運転業務や、車両の連結・分割作業、無線機や合図旗を使って、運転士に合図を送る誘導業務や、消耗品等関係資材の発注等も担当しています。

 

Q2.仕事をする上で大変なこと、喜びを感じたことはありますか

限られた時間内に検査・修繕を行なわなければならないので、どこが悪いのか素早く的確に判断し、その中でも適切な処置方法を選び、確実に作業を終わらせなければならないところが難しいと感じます。自分が検査・修繕に手をかけた車両が、元気に走っている姿を見ると、この仕事をやっていて良かったと思います。

 

Q3.仕事のどんなところにやりがいを感じていますか

車両故障を発生させないように、普段の作業にあとひと手間をかけるように努めています。この事で、未然に故障を妨げた時や難易度の高い作業を予定時間内に完了させるよう、各箇所と連携をとり、やりきった時は、やりがいを感じます。

 

Q4.どんなことに心掛けて仕事に取り組んでいますか

私達の仕事の最大の使命は、「お客様を安全・安心・快適に目的地まで送り届ける」ことです。小さな故障一つでお客様にご迷惑をお掛けしてしまいます。責任のある仕事で大変ではありますが、車両が完璧な状態で走れるよう検査・修繕していくことを心がけています。


Q5.学生さんに向けて一言お願いします

車両の仕事は力仕事や油まみれになるような作業が多く、一つのミスが大事故に繋がりかねない 重責を担った、大変な仕事というイメージがあると思います。確かに慣れるまでは大変だと思います。ですが、知識や経験を積んでできる作業が増えてくると、自らの成長が感じられ、やりがいのある仕事です。機械をいじるのが好きな方、検査・修繕業務に興味のある方は、挑戦してみませんか?

 

中島



 【先輩社員のインタビュー】

 ≪名 前≫ 新道 康紀

 ≪部 署≫ 運輸部 車両課

 ≪入社日≫ 2017年4月1日

 

 Q1.どのような仕事を担当していますか

はじめに鉄道の仕事と聞いて思い浮かべることは、駅員や運転士だと思います。駅員や運転士が表側から鉄道を支え、車両課や電気・保線などはお客様の見えない裏側から鉄道を支えています。では車両課とはどのような仕事を行っているかというと、鉄道車両の検査や修繕などが仕事の内容となります。お客様が日々安全に列車に乗れるように、また運転士が安心して運転できるように車両を支えています。肥薩おれんじ鉄道の車両のお医者さんのような仕事になります。車両基地のある出水駅では列車の分割作業や連結作業も車両課の仕事となります。


Q2.仕事をするうえで大変なこと、喜びを感じたことはありますか

大変なことは、突然発生する車両の不具合です。お客様にご迷惑がかからないように限られた時間内で安全に運行できるように整備することが求められます。限られた時間内で適切な整備や修繕を行うために、車両課一丸となり故障に当たることは大変なことでありますが、修理が完了しお客様を乗せて走っていく様子を見ることは誇りでもあり、喜びであります。

 

Q3.仕事のどんなところにやりがいを感じていますか

仕事のやりがいは自分が整備した車両にお客様が乗車し、元気よく線路を走っていく様子を見ると誇りに思います。また初めはわからないことばかりでも、先輩方が丁寧に指導してくださり一歩ずつ成長が感じられる所も仕事のやりがいだと言えます。


Q4.どんなことを心がけて仕事に取り組んでいますか

日々安全運行できるように、普段の車両の様子を意識しています。車両の調子が悪い時にすぐに気が付けるように、耳や目など五感を意識して仕事に取り組んでいます。また、お客様目線に立ち、車内での違和感やおかしなところはないか、乗り心地はどうかなど心がけています。

 

Q5.学生さんに向けて一言お願いします

車両課の仕事は汚れたり暑かったりと大変な作業のように感じられます。しかし、一歩ずつ確実に車両に対しての理解を深めていくと、面白くやりがいのある仕事です。また、理解が深まることで以前よりも意識する所が見つかり成長が常に感じられる仕事でもあります。目標を持ち車両のプロになれるように一緒に頑張りませんか?

新道

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